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2019年3月10日 (日)

もえぎ組 絵本の読み合い・パート3

こんにちは。
もえぎ組の河合です。


これまで
0歳児クラスでの
絵本の読みあいについて
ご紹介してきましたが、
今回が最後の回になります。

1月から3月までの3ヶ月間に
年間計画の中で選んだ絵本は、

『いいおかお』
(松谷みよ子文・瀬川康男絵・童心社)
『ぶーぶーじどうしゃ』
(山本忠敬作・福音館書店)の2冊です。

 

この他にも
『どうぶつのおやこ』
(薮内正幸画・福音館書店)と
『さんかくみつけた』
(大塚いちお作・福音館書店)
も大好きで楽しんでいます。

 

Photo

 

『ぶーぶーじどうしゃ』には
子どもたちにとって
身近な車がたくさん出てきます。

保育室から
宅急便の車やゴミ収集車が
見えることがあります。

保育室の窓から車を見た後には
この絵本を指差して、
「あの中にもいるよ」
いうことを教えてくれ、
そのページを
探そうとする姿が見られます。

子どもたちは自分が実際に見たものと
絵本の中に描かれている世界の中で、
「さっき見たよね。一緒だね」と
 “一緒”を見つけることが
うれしい様子です。

Photo_2
 

『どうぶつのおやこ』という絵本は、
絵だけで文章の
ない絵本です。

0歳児の子どもたちは、
この絵本が
本当に大好きで、
10月から12月の3ヶ月間、
毎日のように
読み合ってきました。

そして、
2月になっても
ずっと大好きで、
今でも読み合うことを深めています。

 

キリンが描かれているページでは
キリンの歌を口ずさみながら、
首が長いことに
目をみはる姿が見られました。

そして、
最近では
「キリン!」と言いながら、
保育室にあるキリンの
指人形を持ってきて
絵本の上に重ね合わせ、
「一緒だよ」と
教えてくれる姿が見られます。

Photo_3
 

また、
犬が描かれているページでは
仔犬の中に自分を重ね合わせ、
仔犬を指して
自分の名前を言ったり、
ままごとのご馳走を作って
絵本の犬に
食べさせてあげたりする姿も
見られます。

Photo_4
 

文章がない絵本だからこそ、
一緒に読み合ってきた
私たち大人と
子どもたちの間ならではの
読み合いが繰り広げられます。

そのため、この絵本には
もえぎ組での大切な思い出が
たくさんつまっています。

 

『さんかくみつけた』という絵本は
年間計画にはなかった絵本です。

子どもたちが
『おつきさまこんばんは』という
絵本で
「まんまるおつきさま」が大好きになり、
形への興味が広がったことから
用意した絵本です。

同じシリーズの
『まるみつけた』の中に、
まるいお月様が出てくると、
必ずみんな
「まんまるおつきさま こんばんは」
と言って、おじぎをしていました。

 

同じシリーズの四角と三角も
子どもたちのお気に入りの絵本となりました。

 

中でも、
三角の旗が出てくるページが大好きで、
このページがくると、
運動会の時に保育室に
小さな旗が飾ってあったことを思い出し、
運動会の歌のリクエストがあがります。

Photo_5
 

保育園の中で
一番小さい0歳児クラスでも、
自分たちが生活してきた記憶をたどり、
運動会の時に、
絵本の中と同じ旗が
保育室に飾ってあったことを思い出し、
その時に一緒に口ずさんだ歌を
歌いたいと
身振り手振りで
アピールする姿がありました。

 絵本の中に、
たくさんの“一緒”を発見する
0歳児クラスの子どもたち。

“一緒”にも、
いろいろなバリエーションが
あることがわかります。

目の前にあるおもちゃ、
さっき見た車、
そして、
数ヶ月前に見た物や、歌った歌。

 誰かが「あっ!」と発見した喜びを
大人や周りの友達も
一緒になって
わかってくれ、
共有する時間が
絵本の読み合いを通して
たくさん
生まれました。
 

絵本を読み合った記憶とともに、
あたたかいものが心の中に残り、
子どもたちを
この先も支えてくれたら、
こんなにうれしいことはありません。

 

大人ひとりで
これらの絵本を読んでいても、
決して感じることができない、
たくさんの発見やよろこびを
子どもたちが
与えてくれました。

子どもたちと一緒に
絵本を読み合った時間は、
宝物のような時間となりました。

 

もえぎ組の子どもたち、
1年間、どうもありがとう。

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